【岩田温の備忘録】今月、読む本

編集部からゲラを送ってもらったので、若干の修正をして返送する。

これで今月の雑誌関係の原稿は終了。

髪が大変なことになっていたので散髪。すっきりした。

ようやく終わったと思っていると、次回の連続対談の日程が決まる。

文藝評論家の山崎行太郎先生と江藤淳を巡って、毎月対談をしている。

政治的見解は全く異なるのだが、江藤淳を尊敬する点で一致。

全てが一致する人は存在しないし、仮に存在しても、話す必要がない。違うから話していて面白い。

次の対談までに読む資料を決定する。

江藤淳の作品を読むのは当然として、エドマンド・ウィルソン『愛国の血糊』(研究社)を再読し始める。

南北戦争については余り多くのことを知らないので南北戦争関係の書籍も乱読する。

来月は仕事で熊本を訪問するので、神風連関係の本も読んでおきたい。

三島由紀夫全集の中から『豊饒の海』を取り出して、読み始める。

久々の三島文学。文章が美しいが、美しすぎるところに何か違和感を覚えてしまう。

他にも神風連の本は多いので、こちらも乱読。

連載で必要な本を読み、仕事で必要な本を読んでいると、なかなか読みたい本が読めないのだが、時間を見つけて読み込みたい。

江藤淳

三島由紀夫