『自民党が消滅する日』(産経新聞出版)の予約が開始されました!

岩田温の新著『自民党が消滅する日』(産経新聞出版)の予約が開始されました! LGBT法、夫婦別姓、派閥解消――。 なぜ保守派を裏切り続けるのか? 登録者数19万人超の人気ユーチューバーで保守派の政治学者・岩田温氏が劣化した自民党を一刀両断! 昨年秋の衆院選での自民党大敗は「終わりの始まり」にすぎない! 大反響を呼んだ産経新聞・雑誌「正論」寄稿などの傑作選、ついに書籍化!!  ●左翼に迎合し自滅 「保守主義の精神を閑却し、リベラル、左翼に迎合する自民党は既に自民党とは呼べない」 ●党消滅はあっという間 「自民党が消滅するのは極めて容易である。現在の路線を歩み続ければよいのだ。日本の歴史を軽んじ、国益を無視し、自らの利権にしがみつき続けるだけでよい」 ●自民党が滅んでも日本を滅ぼしてはいけない 「問題なのは自民党が消滅すること自体ではない。日本が消滅しないことこそが肝要なのだ。日本が消滅しない選択肢を提示できる政治家こそが求められている」※以上、「まえがき」より 【目次】 Ⅰ 自民党が消滅する日 第1章 石破内閣への退陣勧告 第2章 憲法改正は〝夢のまた夢〟 第3章 「宰相の条件」は安倍晋三に学べ 【補論】「自民党と保守系知識人」の考察 Ⅱ 「左翼ごっこ」の黄昏 第4章 いまだ革命ならず 第5章 荒ぶる独裁国家に備えよ 第6章 リベラル・ファシズムという猛毒 第7章 「正義の味方」朝日新聞に喝!

月刊日本3月号に岩田温の論説が掲載されました!

山崎行太郎×岩田温 今こそ「江藤淳」を読み返す②

【概要】
岩田は、江藤淳自身も非対称性を意識しつつ、日本文学とユネスコ本部で行った日本文化講演をまとめた『日本文化の対称性と非対称性』を著しており、これは西洋文学との比較を試みた著作だと紹介する。また江藤の「はじめに言葉ありき」への疑問を軸に、混沌を尊ぶ姿勢と「私」への強いこだわりを指摘し、柄谷行人『探求Ⅱ』が指摘する「一般の私」と「この私」の区別を用いて、江藤・漱石における「私」の特殊性を検討する。さらに、脱構築が本質的に混沌への向き合いを回避しがちだと批判し、江藤は矛盾を抱えたまま生き抜いた点で脱構築者とは異なると論じる。加えて、政治の混沌を生きた政治家自身の態度と文学者の姿勢を対比し、江藤の「文学は政治に近くなくてはならない」という考えに触れながら、江藤淳を今こそ読み返す意義を強調している。

【参考文献】
江藤淳「日欧文化の対称性と非対称性――美術と文学と」
江藤淳『戦後と私』
江藤淳『アメリカと私』
ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』
柄谷行人『探求』
フリードリヒ・ニーチェ『悦ばしき知識』
夏目漱石『吾輩は猫である』

【キーワード】
はじめに言葉ありき/混沌と秩序/柄谷行人/日本文化の非対称性/脱構築批判/荘子/夏目漱石/文学と政治/矛盾を生き抜く姿勢

月刊日本2月号に岩田温の論説が掲載されました!

岩田温×山崎行太郎 今こそ「江藤淳」を読み返す

【概要】
江藤淳を「戦う保守」として高く評価し、浅田彰ら当時の若手論客に対しても容赦なく切り込んでいった緊張感ある言論の担い手だったと指摘。江藤淳没後25年を機に著作が相次いで復刊される意義を強調し、今日の日本の退廃は、江藤が生前に発していた警鐘を忘れてしまった結果だとの共通認識を示す。また、主観や「私」を重視する姿勢こそ江藤の一貫した特質であり、客観性やエビデンス、ファクトチェックを絶対視する現代の風潮とは対照的だとして、私憤を突き詰めることでこそ公憤に至るという江藤の思考法に強く感動したと語る。さらに、江藤が留学先アメリカへの憧れと批判という両義的な感情を抱き続けた点に触れ、西郷隆盛・勝海舟をめぐる「勝者」「敗者」論を手がかりに、日本人が忘れがちな古典への向き合い方を問い直すべきだと訴えている。

【参考文献】
江藤淳『海舟余波』
江藤淳『南洲残影』
江藤淳『戦後と私・神話の克服』
江藤淳『アメリカと私』
江藤淳『批評と私』「ペンの政治学」
江藤淳『漱石とその時代』
エドマンド・ウィルソン『愛国の血糊』

【キーワード】
江藤淳/戦う保守/占領/検閲/私憤と公憤/存在論的思考/「私」/西郷隆盛/勝海舟/アメリカ